鼻曲山

  鼻曲山 標高 1,655m  高低差 713m  安中市  mapion地図  きりづみ温泉12時スタート

 霧積温泉⇒15分:登山口⇒22分:剣の峰分岐-⇒72分:鼻曲峠⇒15分:鼻曲山⇒3分:小天狗  
     (登り歩行時間:127分:下り歩行時間93分 全歩行時間220分  全所要時間250分)  
本日のメインは鼻曲山で次に霧積温泉、最後に霧積ダムで3ヶ所めぐりです。
霧積温泉は歴史があるレトロな温泉旅館です。シンボルの大きな水車は凍りついていました。 温泉の発見は江戸末期で、山へ来ていた狩人の犬が湧出地を教えたといわれてます。当時は湯治場として利用されていましたが、明治時代になってから開発が進み、10数軒の旅館をはじめ、政界人や文人、外国人らの別荘が20~30軒たち並び、避暑地として華やいだ。西条八十の詩や与謝野昌子の短歌にも詠まれ、その後、信越本線が敷かれ、交通の便のよい軽井沢へとにぎわいが移り、1900年の台風で多大な水害を被り、金湯館の一部を残し壊滅。 現在は金湯館と2軒のみです。いざ、この場所へ来ると、本当に賑わっていたのかと、信じがたいものです。
霧積館
車で来て鼻曲山へ登山するハイカーのほとんどが、きりづみ館の駐車場にお世話になっているみたいです。金湯館手前の登山口前、路肩に2台くらいイケそうですが、ここから歩いたほうが情緒豊でお勧めです。帰着後の温泉が早くも楽しみです。

  
上信越自動車道、松井田妙義インターでおり、地方道51から国道18号へ⇒バイパスを行かないで旧道へ⇒坂本宿を通り過ぎるとカーブ右に小さいドライブインがあります。「霧積温泉」の案内看板を右折、霧積ダムを過ぎると道はだんだん狭くなってきますがどんどん行きます。 やがて金湯館との分岐に出ますが直進し、すぐにきりづみ館があり、Pに駐車します。

  
車道はきりづみ館で終点。ここから登山道を金湯館方面へ15分程進むと車道(林道)に出ます。金湯館への道標が出ているので左へ進みます。スグに右に鼻曲山登山口があります。登り始めは土砂が流れ、えぐられた道ですが、やがてしっかりした登山道になります。※平均的に狭い道です。

 
ショートカット道がありますが、あまり変わりません。時折、左手に鼻がチョコンと見え隠れします。 40分弱で鼻曲山と角落山・剣の峰分岐の標識で、山頂まであと3kmです。ここまで1.5kmで往復は9kmみたいです。

  
どこが十六曲峠なのか分からないが、残雪が凄いことになってきて、日陰はカチンカチンに凍っていて滑ります。私はもちろん、普通の登山靴で完全ノーマルです。

 
急坂を木々の枝を掴んで、凍りついた雪道を登ったり下ったりで結構な体力を消耗します。やがて沢道に出て右方面に寝そべった顔の鼻曲山が見え、霧積のぞきを過ぎてからトラロープの張られた急坂を腕力主体に登り込むと鼻曲峠です。

 
鼻曲峠の合流点は積雪の量が半端じゃない!山頂は目の前ですが、吹きだまりの急坂は手ごわく、蟻地獄状態で登っても滑って下がってしまう。

 
汗ダクダクで山頂へ到着!東の大天狗は灌木のため見通しが悪いが、3分先の小天狗に行くと360°の大パノラマを堪能できますが、遠くは少しガスリ気味でした。

 
山頂の三角点の上にカメラを置きセルフモードセット3回目で成功!毎度の浅間山ですが、今日は距離は凄く近いので迫力があります。※気温が高く、上着無しの走行で、昼食のおむすびを食べ30分間休憩です。

  
二度上峠と浅間隠山が良く見え、1年位前に雪の中を始めて、単独貸切登山をしたのを思い出します。今は慣れっこな貸切単独登山ですが、残雪の多さは予想外です。帰りは滑らない様に慎重に下山しますが?

 
崩落気味の登山道に雪を被っていたので道を踏み外し、左の崖下に10メートルくらい滑り落ちました。両腕を強打し打ち身で痛いです!やっとこ木々に、這いつくばって道まで戻りますが・・・。アレッ、サングラスが無い!諦めようと思ったが、お気に入りのレイバンなので、気合を入れて少し擦りむいた右腕にタオルを結び、又、滑った崖を小枝にしっかりつかまりながら慎重に下がります。苦労の末、10分かけてやっと探しあてました。帰りの崖登りは予想以上に体力を消耗し、服は汚れてびっしょりです。 

  
駐車場に着いたので川に下り、顔と腕を洗います。車の中で着替えを済ませ、打ち身以外は服が防いでくれたので温泉は大丈夫みたいなので、小休憩してからくつろぎます。

みりづみ館
 
きりづみ館は碓氷川の支流霧積川に沿って上った、剣ヶ峰と鼻曲山の山麓にあり、標高1080mで夏も涼しく快適です。宿を包みこむように茂る原生林はブッポウソウやコマドリなど200種を超える野鳥の楽園で、バードウォッチングに最適です浅間山・鼻曲山などの山歩き・ハイキングの拠点としても便利です。 きりづみ館HP案内より

六角風呂
方近く、館内貸切状態なのでデジカメ持参です。やはり主人は伴淳三郎ではなかった。(当たり前です)六角の建物の二階にちょっとぬるめの六角風呂がお目当て!一階もお風呂があり、男女の入浴は時間帯で交互に変わりますが、運良く、六角風呂で貸切入浴を1時間も楽しみました。とにかく疲れた後の温めの温泉はちょうど良い!山で鍛えた体を調子に乗って六角風呂をバックに自分撮り! ※見苦しくてスミマセン! ※泉質はカルシウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)、源泉の温度39度です。


きりづみ館、前の立て看板
僕のあの帽子
森村誠一「人間の証明」
母さん、ぼくのあの帽子、どうしたでせうね?ええ、夏碓氷から霧積(きりづみ)へ行くみちで、谿谷(けいこく)へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ。この一節で始まる西条八十(やそ)の詩「帽子」は、映画・ドラマにもなった森村誠一の小説『人間の証明』とともに、よく知られています。私は今回初めて霧積温泉に来ましたけど、以前から、緑あざやかな山々と、舞い上がる麦わら帽子が目に浮かんでました。
改めて今、思います、帽子が飛んだ場所は何処ですか? ※ロケ地は長野県の小谷村でした


金洞の滝
霧積温泉手前にある金洞橋から見える滝です。駐車スペースは温泉から金洞橋を過ぎてすぐ左、2台くらい可です。 ※霧積方面からの登山・温泉の帰りにお手軽な滝ですが、これと言って特徴はないみたいです。

霧積ダム
クレストゲートの先で堤頂部が「く」の字状に折れ曲がっています。国道18号線から少ししか離れていませんが、周辺の山の斜面が急なため、近くには人家がなく、ひっそりとしています。霧積ダムの主目的は洪水調整であり、碓氷川では一番大きなダムで昭和51年度に完成しました、高さ59m、総貯水量2,500,000m3の重量式コンクリートダムで、スペックは中級です。天端はクルマでの通行が出来、上流側を眺めるとダム湖はさほど大きくないです。

 
堤頂部から下流側を見下げると放流しています。上を見上げるとジェット機がロケットみたいに飛んでいきます。民家のない静かな場所は放流とジェット機の音で鳴り響いていました。

おまけ
  本日の気温は20度オーバーでラジオでは桜が狂い咲きしている場所もあるそうです。スノーハイクの
  予定はなかったのですが、なんと大変な残雪ハイクになりました。杉林が無く、
  花粉症の私にはなによりでした。雪が無ければ登りやすい快適な山だ
  と思います。機会があったら二度上峠から登ってみたいです。

  霧積温泉は明治の繁盛期当時は「ランプの湯」として知られていました。
  現在はもちろん電気は引かれていますが、山と川と自然が有るだけの所で昼間でも静かです。
  向かう道は細く、すれ違うのも容易ではなく、通り抜け出来る道路ではありません。 
  今となっては隠れた秘境で、大事にしたいものです。とにかく本当に来て良かったです。

天候:晴れです、この時期にしては気温が高かった。
出会った人:山でも温泉でも貸切 
疲労度:★★☆☆☆(10メートルくらい滑り落ちました。※打撲とかすり傷程度)
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